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NIST/EPA Gas-Phase Infrared Database JCAMP Format | 気相赤外スペクトルデータベース

化学物質の熱力学および物理的性質データの総合データベースの一部

NIST/EPA Gas-Phase Infrared Database JCAMPフォーマット。

スペクトルデータはJCAMP-DX (Joint Committee for Atomic and Molecular Physical Data "Data Exchange") 形式で、また化学構造データはMOLファイル形式で提供されます。
JCAMPフォーマットに準拠したデータを読み込むことで、Database 35の5,228種類の化合物の赤外スペクトルとそれらの化学構造が含まれているスペクトルデータを自由に利用できます。
データベースには、物質の熱容量、エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーなどの熱力学データが収録されています。

主な用途
- 化学反応の予測と解析に活用
- 熱的安定性や相転移の研究
- エネルギー変換やプロセス設計に関する計算に利用
- 材料科学の材料設計や特性評価に重要な情報源として活用
- 熱力学的モデリングやシミュレーションの基礎データとして利用

アメリカ国立標準技術研究所(NIST)、アメリカ環境保護庁(EPA)による共同リリース製品であり、IRデータは "EPA Vapor-Phase IR Library"とよばれるライブラリとNIST研究所によって計測されたデータ、2つのソースから成り立っています。

製品詳細はこちら (メーカーページ)

NIST標準参照データベースNo.SDR35: NIST Standard Reference Database 35

気相赤外スペクトルデータベースとして開発されたデータベース。
現在は上記の他、化学物質の熱力学データや物理的性質データなど、幅広いデータが収録されている総合データベースとなっています。
具体的には、物質の熱容量、エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーなどの熱力学データだけでなく、融点、沸点、密度、表面張力などの物理的性質データも含まれています。

※詳細はこちらをご参照ください

メーカー

NIST
https://www.nist.gov/srd/nist-standard-reference-database-35

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NIST/EPA Gas-Phase Infrared Database JCAMP Format | 気相赤外スペクトルデータベースの商品説明

EPA Vapor-Phase IR Library (3,108 spectra)
Spectra measured at NIST (2,120 spectra)
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計: 5,228 spectra

JCAMPフォーマットについて
科学技術計算で使われるスペクトルデータを交換するための標準フォーマットです。
化学および物理データを表現し、分光データやその他の科学データの共有や交換に広く使用

主な特徴
- ASCII文字で記述されるテキストベースのフォーマット
- データブロックのルールを厳密に定義
- スペクトルデータだけでなく、メタデータも記録可能
- データのオリジン、計測条件、計測パラメータ等の情報も含められる
- 多くのスペクトル装置やソフトウェアで読み書きが可能
- 化学シフト、吸光度、質量分析など様々なスペクトルデータに対応
- 国際的に広く利用されており、データ交換が容易