Song Meter モデル簡易診断チャート
2026.02.19
Song Meter 製品選択|診断チャート
録音対象(可聴音/超音波/両方)と、運用条件(電源・期間・マイク設置)から、適したモデルを整理します。
※ 本ページは、検討の方向性を定めるための簡易チャートです。。
要件(設置環境・解析目的)により最適構成は変わります。

Wildlife Acoustics, Inc. とは
Wildlife Acoustics社は、野生動物や生態系の調査・保全を目的とした音響モニタリング機器(Song Meter シリーズ等)を提供するメーカーです。長期・無人の録音によるフィールド調査を支援します。
このページの使い方(最短ルート)
STEP 1
Q1で録音対象を選ぶ
可聴音/超音波/両方
STEP 2
Q2・Q4で運用条件を確認
電源・設置期間
STEP 3
Q5でマイク条件→結果へ
内蔵/ケーブル/多点
診断結果へジャンプ
診断チャート(質問に沿って選ぶ)
Q1|主に録音したい対象は?
Q1-C.補足
「同時録音」と「切替録音」の違い
同時録音(可聴音+超音波)
- ・同一期間に“両方”を本格的に記録
- ・1台で統合運用したい場合に適する
- ・推奨:SM5BAT(⑦)
切替録音(可聴音/超音波)
- ・状況に応じて記録対象を切り替える
- ・軽量・多点設置を優先したい場合に適する
- ・推奨:Mini Bat 2(②)
※切替録音であっても、外部電源/外部マイク等の要件がある場合は SM5BAT(⑦) が選択肢となります。
Q2|外部電源は必要?
※ この項目では機種は確定しません。設置期間(Q4)・マイク条件(Q5)と組み合わせて判断します。
Q3|超音波の録音方法は?(コウモリ調査)
Q3-P.
屋外・無人で長期間(パッシブ)
一般的なフィールド調査手法
標準構成: → SM4BAT FS(診断結果⑤)
小型・電池駆動: → Mini Bat 2(診断結果②)
統合・拡張: → SM5BAT(診断結果⑦)
Q3-A.
手元でリアルタイム検知(アクティブ)
現地確認・補助用途
→ Echo Meter Touchへ
長期・無人の超音波モニタリングでは SM4BAT FS を標準に、将来的な拡張や機材統合を見据える場合は SM5BAT(診断結果⑦) も検討します。
Q5|ケーブルマイクは必要?
Q5補足
ケーブルマイクと内蔵マイクの違い
ケーブルマイクが適するケース
- ・樹冠部など高所録音を行う場合
- ・録音本体を地面に設置し保護したい場合
- ・既存SM4 / SM4BAT環境と統一したい場合
内蔵マイクが適するケース
- ・多点設置を優先したい場合
- ・設置/回収を簡素化したい場合
- ・軽量性・コストを重視する場合
※既存世代(SM4系)と揃える運用も多く見られますが、統合運用や将来拡張を重視する場合はSM5系が選ばれる傾向があります。
診断結果(モデルの目安)
診断結果①|可聴音・軽量多点
Song Meter Mini 2(AA / Li-ion)
主な用途
- 鳥類・両生類・小型哺乳類などを対象とした可聴音調査
- 軽量・小規模なフィールド調査や複数地点での運用
特長
- 小型・軽量で設置や回収が容易
- 本体内蔵マイクで基本的な音響記録に対応
- 機動的な調査運用に適する
※AAモデルは電池交換が容易で現場運用向き。Li-ionモデルは繰り返し充電によるコスト削減に適します。
診断結果②|超音波・軽量多点
Song Meter Mini Bat 2(AA / Li-ion)
主な用途
- コウモリを対象とした超音波調査
- 小〜中規模のフィールド設置や、設置点数の多い調査
特長
- 超音波帯域の録音に対応
- 内蔵マイク構成でシンプルに運用できる
- 電池駆動を前提とした比較的長期間の設置にも対応しやすい
※AAモデルは予備電池運用に便利。Li-ionモデルは長期的なランニングコストを抑えたい場合に適します。
診断結果③|可聴音・長期・自由度高い設置
Song Meter SM4
主な用途
- 鳥類・環境音などの可聴音を対象とした長期フィールド調査
- 設置条件に制約があり、柔軟な調査設計が求められるケース
特長
- ケーブルマイクや外部電源に対応し、設置自由度が高い
- 録音地点・電源条件に応じた多様な調査設計が可能
- 研究・環境調査分野で導入実績が多いモデル
診断結果④|可聴音・小型モデル(定番)
Song Meter Micro 2
主な用途
- 鳥類・両生類・環境音など可聴音を対象としたフィールド調査
- コンパクトさを活かした多点設置や短中期調査
特長
- 超小型・軽量設計で設置・回収の負担を最小化
- 内蔵低ノイズマイクによる安定した可聴音録音
- 電池駆動でシンプルに運用可能
- 初めてのSong Meter導入にも選ばれる定番機
※可聴音調査で「まず検討される」エントリーモデルです。
診断結果⑤|超音波録音・デュアルチャネル構成(定番 )
Song Meter SM4BAT FS
主な用途
- コウモリを対象とした超音波の長期・大規模フィールド調査
- 無人設置を前提とした継続的なモニタリング
特長
- ケーブルマイクや外部電源に対応し、設置方法の自由度が高い
- 設置環境や調査条件に応じた複雑な調査設計にも対応
- 長期間の無人運用を想定した調査に適する
上位・統合構成を検討する場合: SM5BAT(診断結果⑦)
診断結果⑥|可聴音+次世代
Song Meter SM5
主な用途
- 可聴音と超音波を同一地点・同一期間で記録したい調査
- 設置・回収ポイントを最小限に抑えたいフィールド運用
特長
- 可聴音および超音波の同時記録に対応
- 長期・無人設置を前提とした調査に適する
- 複数機材を1台に統合したい調査設計に有効
診断結果⑦|可聴+超音波・次世代(最上位・統合モデル)
Song Meter SM5BAT
主な用途
- コウモリ(超音波)と鳥類(可聴音)の同一地点・同一期間・同時記録調査
- 長期・無人モニタリングに加え、将来的な研究拡張を見据えた運用
特長
- 可聴音と超音波の同時録音に対応(1台で統合管理)
- SM4BAT FS と同様の超音波調査に対応しつつ、用途の拡張性が高い
- モジュール構成により将来の機材統合にも柔軟に対応
補足(補助的用途)
Echo Meter Touch シリーズ
- 現地でのリアルタイム確認
- 調査前後の補助的な利用に適する
※ 主たる長期記録用途ではなく、補助機器としての位置づけです
※ 本チャートは製品選定の参考として提供されており、用途や状況によっては、異なるモデルの方が適している場合があります。
ご質問等ございましたら、お気軽に ユニポス(UNIPOS)へお問い合わせください。
ご質問等ございましたら、お気軽に ユニポス(UNIPOS)へお問い合わせください。
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診断で機種の目星がついたら、事例で「設置〜解析」の流れを確認できます。
研究目的やフィールド条件を伺い、機材選定や運用面のポイントをご案内します。
※ 学会出展前の事前相談(用途整理・見積)も可能です









