日本生態学会 企業展示 出展報告|Wildlife Acoustics「Song Meter」レコーダーの研究現場での価値を再確認
日本生態学会 企業展示 Wildlife Acoustics Song Meter
日本生態学会 企業展示 出展報告
― Song Meter レコーダーの研究現場での価値を再確認 ―
2026年3月14日~3月15日に開催された日本生態学会 企業展示では、弊社ブースへお立ち寄りいただき、また Wildlife Acoustics 社製 Song Meter レコーダー にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
本ページでは、今回の出展内容を振り返るとともに、学会で多く寄せられたご質問や、Song Meter シリーズの選定ポイント、デモ機相談の考え方などを整理してご紹介します。学会へご来場いただいた方はもちろん、これから導入を検討される方にもご活用いただける内容を目指しました。
このページで分かること
- 日本生態学会でどのようなご相談が多かったか
- Song Meter が研究現場で評価される理由
- 製品選定の進め方と、よくある疑問への考え方
- デモ機相談・購入・サポート体制の概要
1. 出展概要と展示内容

開催概要
| 展示会名 | 日本生態学会 / 企業展示( ブース:6 ) |
|---|---|
| 開催日 | 2026年3月14日~3月15日 |
| 会場 | 国立京都国際会館 |
出展製品
Wildlife Acoustics 社の Song Meter レコーダー を中心に、長期自動録音、可聴音・超音波への対応、研究環境に応じた機種選定の考え方について、実際の運用を踏まえてご紹介しました。
今回の出展目的
- Song Meter レコーダーの周知と理解促進
- 多様化する調査ニーズに対する適切な機種選定の支援
- 研究現場での実用的な活用方法の共有
2. 学会で改めて感じた、Song Meter の重要性
展示期間中は、両生類・鳥類・哺乳類・未同定種のモニタリングなど、非常に幅広いテーマについてご相談をいただきました。対象種や環境条件はさまざまでしたが、音による生態調査が、研究・保全・環境評価の基盤になりつつあるということをあらためて実感いたしました。
現地に長期間設置し、人の立ち入りが難しい条件でも継続的にデータを蓄積できること、対象に応じて可聴音・超音波を使い分けられること、そして継続利用を前提とした実績があることは、現場での運用を考えるうえで大きな意味があります。
Song Meter シリーズが評価される主な理由
- 長期間の自動収録に対応しやすいこと
- 可聴音・超音波など対象に応じた選択肢があること
- 自然環境下での運用実績が豊富なこと
- 調査条件に合わせて柔軟に選定しやすい製品体系であること
こうした評価の背景には、製品単体の性能だけでなく、研究現場の条件に合わせて選定・運用を支援するメーカーの姿勢があります。
3. Wildlife Acoustics社の姿勢と、日本での支援体制

今回の展示を通じて、あらためて実感したメーカーの姿勢についてご紹介します。
研究条件を先に整理する選定姿勢
Wildlife Acoustics 社は、製品を先に当てはめるのではなく、 「まず必要条件を整理する」という考え方を一貫して大切にしています。
録音したい周波数帯、調査期間、設置環境、外部マイクの必要性などを一つずつ確認しながら、 研究目的に即した、現実的な製品選定を進めていく姿勢は、 生態調査用途に非常によく合致しています。
不確定な条件にも向き合うメーカー姿勢
生態調査では、対象種が事前に明確でなかったり、 現地の環境条件が想定どおりにならなかったりすることも珍しくありません。
そうした状況に対しても、Wildlife Acoustics 社は条件を一つずつ整理しながら、 無理のない選択肢を一緒に考えていく姿勢を重視しています。
ユニポスが担う国内窓口としての役割
ユニポス(テガラ株式会社運営)は、日本国内における窓口として、 研究内容や運用条件を整理しながら、メーカーと研究者の皆さまをつなぐ役割を担っています。
単に製品をご紹介するだけでなく、 研究の前提条件を踏まえたうえで、導入判断がしやすくなる情報提供を行うことを、 今後も大切にしてまいります。
4. 学会で多く寄せられたご質問
Q1. 洞窟・火山島・陸域など、特殊な環境ではどの製品を選べばよいですか?
A. 記録したい音の周波数帯を起点に選定することが重要です。
環境の種類だけで判断するのではなく、以下の条件を整理することで適切な製品が見えてきます。
- 可聴音か、超音波か
- 調査期間とバッテリー条件
- 外部マイクの必要性
- 設置環境(湿度・風・アクセス性など)
Q2. 対象種が不明な調査でも使えますか?
A. 使用は可能ですが、調査設計が重要になります。
録音自体は可能ですが、目的や環境によってデータの解釈が大きく変わります。
- 存在確認か、種同定か
- 周辺環境音の影響
- マイク設定・設置位置
Q3. どこまで小さい音を検出できますか?
A. 一律の数値での回答は難しく、条件に大きく依存します。
検出性能は以下の要素によって変動します。
- 対象生物の発声特性
- 距離
- 環境条件(風・反射・障害物)
- マイク設定
Q4. 風切り音を抑えるアクセサリはありますか?
A. はい、ウィンドスクリーンなどの対策アクセサリがあります。
機種やマイク構成に応じて適切な製品が異なるため、用途に応じてご案内可能です。
Q5. 録音データを遠隔で確認できますか?
A. 現時点では遠隔アクセスを前提とした運用はできません。
将来的な対応が予定されている機種もありますが、現状ではデータ回収方法や現地訪問頻度を含めた運用設計が必要です。
5. 製品選定の進め方
最初に確認したいポイント
- 可聴音を記録したいのか、超音波を記録したいのか
- どのくらいの期間設置したいのか
- 電源や設置環境にどのような制約があるか
- 外部マイクやアクセサリが必要か
- 対象種の確定度合いと、調査目的が何か
メーカー公式の選定チャート
どのモデルから検討を始めるべきか迷う場合は、メーカー公式の製品選定チャートも参考になります。
Which Wildlife Recorder is Right for You?
6. デモ機のご相談について
デモ機提供の考え方
製品検討にあたり、近い用途・条件でのデモ機提供についてご相談をいただくことがあります。調査内容や利用条件をご共有いただけましたら、メーカーへ提供可否を確認いたします。難しい場合は、近いユースケースや代替的な確認方法も含めてご案内します。
スムーズなご案内のため、以下の内容を可能な範囲でお知らせください。
- 機関名
- 研究対象種(日本名/英名)
- 調査方法
- 調査期間
- 導入時期
- 調査実施地域・環境
- ご希望の製品
- ご利用中の関連製品の有無
デモ機相談をご希望の方へ
調査条件や対象種が完全に整理できていない段階でも問題ありません。
「どの機種から検討すべきか」「この用途で適しているか」といった段階からご相談いただけます。
内容をもとに、デモ機提供の可否だけでなく、近い事例や代替案も含めてご案内します。
まずは検討初期の整理からでもお気軽にご相談ください。
7. 周辺アクセサリ・運用に関する補足情報
現地での安定運用を考えるうえでは、本体だけでなく、ウィンドスクリーンなどのアクセサリ、データ回収方法、設置期間を見据えた運用設計も重要です。必要な構成は対象製品や環境によって異なるため、運用条件に合わせてご案内します。
対応アクセサリや交換部品の詳細は、メーカー情報もあわせてご確認いただけます。
8. ご購入・お支払い・サポート体制
導入時のお手続きから、導入後のサポートまで、研究機関・法人のお客様に合わせた体制をご用意しています。
- 大学・研究機関向けの公費購入に対応
- 法人様の掛売りにも対応
- ユニポス独自サポートパックをご用意
- 必要に応じて導入後の運用相談も可能


