Song Meter活用事例から考える音響モニタリングの進め方

生態調査・音響モニタリング サムネイル画像
音響モニタリング事例から考える

Song Meter活用事例から考える
生物調査・音響モニタリングの進め方

コウモリ、鳥類、昆虫、カエル、陸生生物、生物多様性調査など、複数の分類群における音響調査事例をまとめました。
本ページでは、仕様やスペックではなく、調査対象・現場条件・調査目的・解析方法の観点から、ご検討者さまが自分の目的に近い事例を探しやすくすることを目的としています。

  • 機種の候補はあるが、本当に目的を達成できるか判断しづらい
  • 他の調査ではどのように設置・録音・解析しているのか知りたい

といった検討段階の不安を整理するための参考情報としてご活用ください。

まずは、下記より調査条件に近い項目を選択してください。

掲載事例について

※本ページに掲載している事例は、メーカー公開情報をもとに、調査目的・利用製品・調査概要を整理した参考情報です。
調査条件や成果は各事例の環境に依存するため、同様の結果を保証するものではありません。


Bat|コウモリ調査 11事例

コウモリの夜間活動、種判別、長期モニタリング、保全調査、農業応用、風力発電リスク評価などの事例を確認できます。

コウモリ調査
絶滅危惧コウモリの保全調査
絶滅危惧コウモリの保全調査

目的:絶滅危惧種保全、分布確認、モニタリング、生息地優先順位付け

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利用製品

SM4BAT FSEcho Meter Touch Pro 2、Kaleidoscope

機関名・研究者名

Appalachian Corridor、Conservation Chauve-Souris des Cantons-de-l’Est(CCSCE)、Habitat Stewardship Program(HSP)

研究概要

カナダでは、生息地喪失農薬ホワイトノーズ症候群などによりコウモリ個体群が減少しています。データ不足により保全評価が難しい状況を背景に、南ケベック州のアパラチアン回廊で調査プロジェクトを実施しています。

調査方法

Echo Meter Touch Pro 2を用いた8-10kmトランセクトのモバイル調査と、各調査地に最低7連続夜設置する定点調査を組み合わせた音響モニタリングを実施しています。

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茶園でのコウモリ多様性・農業応用研究
茶園でのコウモリ多様性・農業応用研究

目的:農業、IPM、害虫管理、生物多様性評価、行動や分布解析

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利用製品

SM4BAT FS + SMM-U2Echo Meter Touch 2 PRO

機関名・研究者名

Dr. Tharaka Kusuminda

研究概要

茶栽培における化学農薬依存の課題に対し、IPMの一環として生物的防除、特にコウモリの役割に着目した研究です。スリランカの茶園11地点で、種多様性、活動時間パターン、景観条件との関係を調査しています。

調査方法

Echo Meter Touch 2 PROによるアクティブ調査と、Song Meter SM4BAT FSおよびSMM-U2マイクによるパッシブ録音を組み合わせています。各サイトでは茶園のエッジと内部に機器を設置し、異なる高度・気候帯の11サイトを比較しています。

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人工ねぐらへの音響・嗅覚誘引実験
人工ねぐらへの音響・嗅覚誘引実験

目的:人工ねぐら、誘引技術、音響と嗅覚、コウモリ保全

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利用製品

SM4BAT FS + SMM-U1、Avisoft機器、BatLure

機関名・研究者名

Dr. Michael Schoner、University of Costa Rica

研究概要

コウモリが音声匂いで誘引されるかを検証し、人工ローストへの誘引条件を特定する研究です。人工ねぐらの利用有無、種ごとの利用傾向、保全施策としての有効性評価を目的としています。

調査方法

ロースト内で個体の音声を録音し、人工ローストで単独音声混合音声を再生して行動を比較しました。また、同種糞と混合糞を用いて嗅覚誘引の違いも比較しています。

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風力発電における死亡リスク低減
風力発電における死亡リスク低減

目的:風力発電、衝突リスク評価、コウモリ保全

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利用製品

SM4BAT FS、Kaleidoscope Pro、Smart System

機関名・研究者名

Trevor Peterson, Project Manager at Stantec

研究概要

風力発電に伴うコウモリの衝突死を低減するため、コウモリの活動時間や気温・風速などの環境条件との関係を把握し、必要な時間帯のみ運転制限を行うスマートカーテイルメントの設計を目指す研究です。

調査方法

風力タービンのナセル付近でコウモリ活動を音響記録し、活動データと気象条件を比較分析。活動が高い時間帯や条件を特定し、運転制限に活用しています。

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ヒマラヤでの音響モニタリング標準化
ヒマラヤでの音響モニタリング標準化

目的:生物多様性調査、モニタリング手法確立、コウモリ保全

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利用製品

Song Meter SM4BAT、Echo Meter Touch

機関名・研究者名

Rohit Chakravarty and Dr. Anand Krishnan、Indian Institute of Science Education and Research-Pune

研究概要

ヒマラヤ地域でのコウモリの分布・活動データ不足を背景に、音響モニタリングの標準的な調査手法の確立を目的とした研究です。標高や生息環境の違いを考慮し、種多様性や活動パターンの把握を目指しています。

調査方法

1400-3700mの複数標高、森林・林縁・開放地など複数環境に機器を設置。各サイトで複数日にわたって連続録音し、種分布と活動パターンを解析しています。

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生態学・音響調査スキル教育
生態学・音響調査スキル教育

目的:人材育成、フィールド教育、生態学研究スキル、音響モニタリング教育

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利用製品

SM4BAT FS、Kaleidoscope Pro

機関名・研究者名

Manchester Metropolitan University(MMU)、Dr. Huw Lloyd, Senior Lecturer in Wildlife Ecology

研究概要

学部学生に対し、野外実習を通じて生態調査スキルを習得させる教育プログラムです。調査設計、データ解析、種同定などの基礎能力に加え、バイオアコースティクスも導入しています。

調査方法

学生がグループでフィールド調査を行い、異なる森林区画を比較。対象分類群を選択してデータ収集・解析を行い、コウモリでは音響記録と解析ソフトを用いて活動評価を実施しています。

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市民科学による夜間コウモリ調査
市民科学による夜間コウモリ調査

目的:市民科学、環境教育、生物多様性モニタリング、保全活動

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利用製品

Echo Meter Touch

機関名・研究者名

Amy Thurston、Toronto and Region Conservation Community Engagement Team

研究概要

コウモリへの誤解を改善し、市民の理解と保全意識を高めることを目的とした市民参加型プログラムです。生態学習、音響調査、バットボックス設置などの保全活動を組み合わせています。

調査方法

市民がイベントに参加し、バットディテクターを用いて夜間観測を実施。トロント内の複数地点で音響記録を行い、録音データからコウモリ種を識別しています。

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アクセシブルなバットウォーク
アクセシブルなバットウォーク

目的:アクセシビリティ対応、環境教育、アウトリーチ、市民科学

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利用製品

Echo Meter Touch

機関名・研究者名

Living Options Devon(UK)、Mr. Alasdair Grant, Deaf Alumni Program Manager for Deaf Unity

研究概要

聴覚障がい者がコウモリ観察などの自然体験に参加しにくい課題を背景に、超音波情報を視覚的に提示できる技術を活用し、参加機会の拡張を目指した取り組みです。

調査方法

夜間フィールドでバットディテクターを使用した観察会を行い、超音波をリアルタイムで可視化。手話を含む解説・教育と組み合わせ、誰でも参加しやすい体験型観察を実施しています。

市民参加による大規模分布調査
市民参加による大規模分布調査

目的:市民科学、大規模データ収集、生物多様性モニタリング

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利用製品

SM2BAT+(後継:SM4BAT または SM5BAT)

機関名・研究者名

Dr. Stuart Newson、Bat Conservation Trust、National Bat Monitoring Programme(NBMP)

研究概要

従来、専門家や高価な機材に依存していたコウモリモニタリングに、市民が参加できる仕組みを構築した事例です。パッシブ音響機器を貸し出すことで、地域スケールでの分布・活動データを広範囲に収集しています。

調査方法

市民が機器を借用し、自宅周辺などで調査を実施。1kmメッシュ内の3地点に3晩設置して録音し、回収後に専門機関で解析・種同定を行っています。

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白鼻病対策の長期モニタリング
白鼻病対策の長期モニタリング

目的:感染症監視、生物多様性保全、長期ベースライン構築

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利用製品

SM2Bat+(後継:SM4BAT または SM5BAT)、69台

機関名・研究者名

Bryce Maxell, Program Coordinator、Montana Natural Heritage Program

研究概要

致死的な真菌感染症であるWhite-Nose Syndromeの西部拡散に備え、モンタナ州全体で基礎データを取得することを目的とした長期モニタリングです。将来の感染拡大時に、影響評価や保全対策に活用できるベースラインデータの構築を目指しています。

調査方法

自動録音機を無人で長期間設置し、広域かつ人が行きにくい地点でもデータを収集。録音データを回収後、専門家が種レベルで同定しています。

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都市開発評価の市民主体調査
都市開発評価の市民主体調査

目的:市民科学、環境影響評価、都市生態モニタリング

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利用製品

Echo Meter Touch

機関名・研究者名

Simlaw Furesfen Associates(SFA), UK

研究概要

都市開発に対して地域環境への影響を科学的に評価する必要がある一方、専門家調査はコストが高いため、市民や地域団体がデータ収集を担う仕組みを構築した事例です。収集データをもとに、ねぐら・採餌・移動などコウモリの生息可能性を評価しています。

調査方法

地域の市民がEcho Meter Touchを用いて音響データを収集し、都市開発対象地周辺におけるコウモリの活動や生息可能性を評価しました。

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Insects|昆虫調査 2事例

鳴く昆虫の音響記録、生物多様性把握、教育利用、草地環境での生息地評価などの事例を確認できます。

昆虫調査
鳴く昆虫の音による生物多様性把握と教育プロジェクト
鳴く昆虫の生物多様性把握と教育

目的:教育、生物多様性調査、音響モニタリング、種同定手法開発

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事例名

鳴く昆虫の音による生物多様性把握と教育プロジェクト

対象種

鳴く昆虫(コオロギ・キリギリス類などの直翅目)

利用製品

Song Meter(5台)、Muse Group社 Audacity(オープンソースソフトウェア)

機関名・研究者名

Dr. Alan Harvey, Georgia Southern University

研究概要

フィールド生物学の教育プログラムの一環として、「SInGS(Singing Insects of Georgia Southern)」プロジェクトを実施。キャンパス内の森林・湿地・都市など異なる環境で鳴く昆虫の音を記録し、音響データから種の識別や活動パターンを解析しました。学生が音声特徴を整理し、昆虫音の識別用データベースを構築する取り組みも行われました。

調査方法

キャンパス内5地点に録音機を設置し、1時間ごとに5分間録音。月1回の保守を行いながら音声ファイルを解析し、昆虫種の識別や時間変化を把握。補完調査としてスイープネットやピットフォールによる採集調査も実施しています。

ポーランド草地におけるコオロギ類の音響調査と生息地評価
草地のコオロギ類音響調査

目的:生物多様性調査、保全、絶滅危惧種、生息地評価、音響モニタリング

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事例名

ポーランド草地におけるコオロギ類の音響調査と生息地評価

対象種

鳴く昆虫(キリギリス上科)

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope Pro

機関名・研究者名

Dr. Emilia Grz-dzicka, Foundation for Silesia Park

研究概要

ポーランド南東部の乾燥草地において、鳴く昆虫、特に保護対象のキリギリス類の個体群と生息環境を評価する研究です。音声を用いて種の識別と個体数推定を行い、生息地の特性や草刈り・放牧などの管理手法を検討しました。

調査方法

ニダ渓谷の乾燥草地10地点に調査区を設定し、Song Meterで昆虫の鳴き声を録音。植生調査も併用し、音声データから種識別と個体数推定を行いました。

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Birds|鳥類調査 13事例

絶滅危惧種の保全、繁殖地・ねぐらの特定、サウンドスケープ記録、長期モニタリング、教育利用などの事例を確認できます。

鳥類調査
ケープオウムの重要生息パッチ特定
ケープオウムの重要生息地特定

目的:絶滅危惧種保全、生息地特定、分布・個体数推定、生息地利用パターン解析

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事例名

ケープオウムの重要生息パッチ特定(繁殖・ねぐら解析)

対象種

ケープオウム

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)

機関名・研究者名

Dr. Kate Carstens, Cape Parrot Project

研究概要

絶滅危惧ケープオウムの繁殖地、ねぐら、利用森林パッチを特定するため、音響モニタリングにより生息地利用と行動を解析する研究です。

調査方法

複数の森林パッチに録音機を設置し、長期間の音響データを収集。鳴き声の種類から繁殖・利用状況を推定し、現地調査で確認しました。

パウィ検出と音響検出手法の構築
パウィ検出手法の構築

目的:種の検出、検出手法の確立、検出距離の評価、絶滅危惧種保全

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事例名

パウィ検出と音響検出手法の構築

対象種

パウィ

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope

機関名・研究者名

Dr. Mark Hulme, University of the West Indies(St. Augustine)

研究概要

絶滅危惧種パウィの生息地において、音響モニタリングにより出現検出とデータ解析を行い、調査手法の確立を目指す研究です。

調査方法

既知生息地点に録音機を設置し、鳴き声や翼音を検出。自動検出と手動識別を併用してデータ精度を確認しました。

高標高湿地の音景観調査
高標高湿地のサウンドスケープ調査

目的:生物多様性把握、音環境の記録、保全対象種の探索、湿地保全への貢献

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事例名

高標高湿地の音景観(サウンドスケープ)調査

対象種

特定種の限定なし(群集レベル)

利用製品

Song Meter、Kaleidoscope

機関名・研究者名

Aliza Le Roux, University of the Free State(Qwaqwa Campus)

研究概要

高標高湿地において、音響データにより生物多様性を記録し、未調査地域の基礎データを取得する研究です。

調査方法

湿地内に複数の録音機を設置し、間欠的に録音。音声解析ソフトでデータを解析しました。

バッハマンスズメの雌の歌の解明
バッハマンスズメの雌の歌の解明

目的:鳴き声機能解析、鳴き声パターン比較、行動応答の評価

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事例名

バッハマンスズメの雌の歌の解明

対象種

バッハマンスズメ

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)

機関名・研究者名

Rindy Anderson, Florida Atlantic University

研究概要

バッハマンスズメにおける雌雄の鳴き声の役割を明らかにするため、音響モニタリングにより鳴き行動を記録・比較する研究です。

調査方法

繁殖ペア周辺や縄張りに録音機を設置し、通常状態と侵入刺激時の鳴き行動を比較。スペクトログラム解析により雌雄の鳴き声構造を比較しました。

デュポンヒバリの生息回廊利用の音響検証
デュポンヒバリの回廊利用検証

目的:生息地コネクティビティ評価、回廊利用確認、絶滅危惧種保全

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事例名

デュポンヒバリの生息回廊利用の音響検証

対象種

デュポンヒバリ

利用製品

Song Meter SM4(3台)(後継:SM5)

機関名・研究者名

Diego Llusia, Manuel B. Morales & Juan Traba, Universidad Autonoma de Madrid

研究概要

分断された個体群をつなぐ生息回廊の機能を検証するため、音響モニタリングによりデュポンヒバリの出現を検出する研究です。

調査方法

回廊候補と既知生息地に録音機を設置し、夜明け前の鳴き行動に合わせて重点録音を行いました。

カウアイ島における絶滅危惧鳥の長期音響モニタリング
カウアイ島の絶滅危惧鳥モニタリング

目的:個体数・分布モニタリング、絶滅危惧種保全、脅威評価、新規コロニー探索

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事例名

カウアイ島における絶滅危惧鳥の長期音響モニタリング

対象種

ニューウェルズミズナギドリ、ハワイミズナギドリ、クロウミツバメ類

利用製品

Song Meter SM4、SM3、SM2+(約200台)(後継:SM5)

機関名・研究者名

Dr. Andre Raine, Kaua‘i Endangered Seabird Recovery Project ほか

研究概要

夜間活動かつ巣穴営巣で観測が困難な絶滅危惧海鳥について、音響モニタリングにより個体群動向と脅威影響を評価する研究です。

調査方法

山岳域に録音機を設置し、夜間の鳴き声を長期記録。音響データから分布、活動、脅威影響を解析しました。

小学生によるサウンドスケープ学習・観測プロジェクト
小学生のサウンドスケープ学習

目的:教育、環境教育、市民科学、サウンドスケープ解析

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事例名

小学生によるサウンドスケープ学習・観測プロジェクト

対象種

環境音全体(生物音・非生物音・人工音)

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、SongScope(後継:Kaleidoscope)

機関名

Ecole Etoile filante, Montreal, Canada

研究概要

小学生が身近な環境音を録音・分析し、地域ごとのサウンドスケープを比較する教育・研究プロジェクトです。

調査方法

学校周辺に録音機を設置し、環境音を長期収録。生物音・自然音・人工音に分類し、soundwalkなどの観察活動と組み合わせて比較しました。

希少熱帯カラスの鳴声・親子コミュニケーション解析
希少熱帯カラスの音声解析

目的:行動解析、親子コミュニケーション解明、飼育再導入支援、野生個体と飼育個体の比較

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事例名

希少熱帯カラスの鳴声・親子コミュニケーション解析

対象種

アガ、グアム・ロタ島固有の絶滅危惧カラス

利用製品

Song Meter SM3 / SM4(後継:SM5)、SMM A2外部マイク、Kaleidoscope Pro

研究概要

野生巣内と飼育個体の鳴声を比較し、成長段階ごとの親子間コミュニケーションと音声発達を明らかにする研究です。

調査方法

野生巣に録音機を設置し、雛から成長段階までの音声を長期記録。飼育個体も同様に録音し、音響特徴量を比較しました。

騒音環境下での音声検出・クラスタリング性能評価
騒音環境での音声検出性能評価

目的:音響検出性能評価、ノイズ影響評価、自動識別アルゴリズム検証

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事例名

騒音環境下での音声検出・クラスタリング性能評価

対象種

北米の森林性スズメ目鳥類

利用製品

Song Meter SM4(2台/1サイト×20サイト)(後継:SM5)、Kaleidoscope Pro

機関名・研究者名

Dr. Darren S Proppe, Calvin College, Grand Rapids, MI

研究概要

人為騒音環境において、鳥類音声の検出精度とKaleidoscope Proによる自動解析性能への影響を検証する研究です。

調査方法

同一地点に複数レコーダーを設置し、対照条件と騒音あり条件を比較。自動検出結果を統計解析および目視評価で確認しました。

湿地性希少種のマルチモーダル遠隔モニタリング
湿地性希少種の遠隔モニタリング

目的:希少種検出、生息確認、繁殖活動評価、湿地生態モニタリング、低侵襲調査

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事例名

湿地性希少種(サギ)の検知に向けたマルチモーダル遠隔モニタリング

対象種

サギ(オーストラリアンビトン)

利用製品

Song Meter SM3(後継:SM5)、モーションセンシングカメラ、ドローン

機関名・研究者名

Cameron Brown, Save Tootgarook Swamp, Inc.

研究概要

湿地環境の減少により個体数が減少している絶滅危惧種ビトンについて、音響・映像・UAVを組み合わせた遠隔モニタリング手法の有効性を検証する研究です。

調査方法

湿地内にSong Meterを設置して鳴き声を検出し、カメラトラップとドローン観測を併用。従来の目視調査とも比較しました。

群れ環境での個体別さえずり記録
群れ環境での個体別さえずり記録

目的:鳴声多様性評価、個体差解析、音響分離、行動・コミュニケーション研究

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事例名

群れ環境での個体別さえずり記録

対象種

アフリカン・ビレッジウィーバー

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Sound Analysis Pro

機関名・研究者名

David C. Lahti, Queens College, City University of New York

研究概要

同時発声で個体識別が難しいウィーバーバードの鳴声を個体単位で取得し、複雑な鳴声構造と多様性を解析する研究です。

調査方法

個体を分離して単独発声を録音し、SM4で繁殖・給餌などの行動周辺の音声を収録。収録音声を解析しました。

冬期道路を活用した遠隔地鳥類モニタリング
冬期道路を活用した遠隔地調査

目的:大規模モニタリング拡張、コスト削減、個体数・分布把握、気候変動影響評価

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事例名

冬期道路を活用した遠隔地鳥類モニタリング

対象種

渡り鳥

利用製品

Song Meter

機関名・研究者名

Samuel Hache, PhD、Rhiannon Pankratz, Canadian Wildlife Service ほか

研究概要

アクセス困難な北方森林において、冬期道路を活用して録音機を設置し、渡り鳥の分布・個体数および気候変動影響を把握する研究です。

調査方法

冬期道路沿いに録音機を設置し、春の渡り期に自動録音。広域にわたる鳥類音声を収集しました。

ブラジル大西洋林における生物音声データベース構築プロジェクト
生物音声データベース構築

目的:生物多様性評価、音響アーカイブ構築、長期モニタリング、AI解析基盤

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事例名

ブラジル大西洋林における生物音声データベース構築プロジェクト

対象種

鳥類、両生類、哺乳類

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope Pro、Bushnell製 camera traps

機関名・研究者名

Adao Henrique Rosa Domingos、Henrique Domingos、IPBio – Biodiversity Research Institute

研究概要

熱帯林において、種の鳴き声を収集・整理し、音響データベースを構築するとともに、種の出現や活動パターンを解析する研究です。

調査方法

複数地点に録音機を設置し、時間帯別に音響データを収集。カメラトラップを併用し、音響データを解析ソフトで分類しました。

Land Animals|陸生生物調査 2事例

陸生生物の音声コミュニケーション解析、密猟検知、保全管理などの事例を確認できます。

陸生生物調査
カメの音声コミュニケーションの解明
カメの音声コミュニケーション解析

目的:行動解析、音声コミュニケーション解析、種間・個体間相互作用解析

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事例名

カメの音声コミュニケーションの解明

対象種

ゴーファーカメ(Gopherus polyphemus)

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope Pro

機関名・研究者名

Dr. Kimberly Andrews, University of Georgia, Odum School of Ecology

研究概要

開発に伴い移動されたゴーファーカメが既存個体群に統合され、繁殖しているかを評価する研究です。未解明だったカメの発声行動に着目し、音声・行動・遺伝情報を統合して社会的相互作用や繁殖との関係を明らかにすることを目的としています。

調査方法

巣穴入口にSM4を設置して鳴き声を長期記録。同地点にカメラトラップも設置し、音声と行動を対応付けました。GPS・VHFテレメトリーや遺伝解析も併用しています。

音響監視によるアマゾンでの密猟検知
アマゾンでの密猟検知

目的:密猟監視、違法行為検知、音響モニタリング、保全管理

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事例名

音響監視によるアマゾンでの密猟検知(銃声モニタリング)

対象種

アマゾン森林内の野生動物全般(主目的は狩猟行為の検知)

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope、カメラトラップ、GPS

機関名・研究者名

Mark Bowler, San Diego Zoo Global Institute of Conservation Research

研究概要

ペルー・アマゾンの保護区において、銃声などの音響データを用いて狩猟・密猟の実態を把握し、保全管理への活用を目指す研究です。

調査方法

森林内に複数のSM4を設置し、長期間・24時間連続で音声を記録。銃声を主な検出対象とし、カメラトラップやGPSで記録したハンター行動データと突合して検証しました。

Frogs|カエル・両生類調査 2事例

カエルなどの両生類を対象に、繁殖期の鳴き声、都市化や騒音の影響、市民科学・教育活動への活用事例を確認できます。

カエル・両生類調査
郊外化環境に適応するウッドフロッグの音響行動研究
ウッドフロッグの音響行動研究

目的:都市化影響評価、音環境応答、両生類生態

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事例名

郊外化環境に適応するウッドフロッグの音響行動研究

対象種

ウッドフロッグ

利用製品

Song Meter(おそらく Song Meter SM4、後継:SM5)

機関名・研究者名

Dr. Lindsey Swierk, Yale University / Dr. Jennifer Tennessen, Western Washington University

研究概要

郊外化に伴う環境変化が、ウッドフロッグの繁殖および音声コミュニケーションに与える影響を解明する研究です。特に、交通騒音などの人為的ノイズが、繁殖期の鳴き声やコーラスにどのように影響するかを対象としています。

調査方法

コネチカット州南部の6つの池にレコーダーを設置し、2時間ごとに5分録音。さらに交通量ピーク時間には20分録音を行い、鳴き声頻度の変化から交通騒音への応答を評価しました。

参考資料を見る

学生参加型の両生類音響モニタリング教育プロジェクト
両生類音響モニタリング教育

目的:市民科学、環境教育、種分布調査、保全支援

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事例名

学生参加型の両生類音響モニタリング教育プロジェクト

対象種

両生類・爬虫類(特にカエルなどの音声を持つ種)

利用製品

Song Meter

機関名・研究者名

Tom Harten と約1,300人の中学生、Calvert County Public School System(CHESPAXプログラム)

研究概要

メリーランド州の生物調査プロジェクト「MARA(Maryland Amphibian and Reptile Atlas)」の一環として、約1,300人の中学生が参加し、州全体の両生類・爬虫類の分布記録と希少種の把握を目指した教育・市民科学プロジェクトです。

調査方法

夜行性の両生類の鳴き声を記録するため、Song Meterによる自動録音を実施。教員が機器を事前設定し、生徒・教師が設置・運用しました。学校敷地内の沈砂池などアクセスしやすい環境で収録し、データはマッピングや観察記録とあわせてMARAに提供されました。

Biodiversity|生物多様性調査 4事例

生物音声データベース構築、サウンドスケープ学習、渡り行動解析、都市近郊での生物多様性評価などの事例を確認できます。

生物多様性調査
ブラジル大西洋林における生物音声データベース構築プロジェクト
生物音声データベース構築

目的:生物多様性評価、音響アーカイブ構築、長期モニタリング、AI解析基盤

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事例名

ブラジル大西洋林における生物音声データベース構築プロジェクト

対象種

鳥類、両生類、哺乳類

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、Kaleidoscope Pro、Bushnell製 camera traps

機関名・研究者名

Adao Henrique Rosa Domingos、Henrique Domingos、IPBio – Biodiversity Research Institute(ブラジル)

研究概要

ブラジル大西洋林において、視覚調査が困難な密林環境や秘匿性の高い動物に対応するため、音響モニタリングで種の鳴き声を収集・整理し、世界的に利用可能なサウンドバンクを構築するプロジェクトです。

調査方法

異なる標高や森林状態の複数地点にSM4を設置し、朝夕など活動が高い時間帯を中心に録音。一部地点では1時間ごとに10分、24時間連続録音を行い、カメラトラップとKaleidoscope Proによるクラスタリング・分類を併用しました。

小学生によるサウンドスケープ学習・観測プロジェクト
小学生のサウンドスケープ学習

目的:教育、環境教育、市民科学、サウンドスケープ解析

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事例名

小学生によるサウンドスケープ学習・観測プロジェクト

対象種

環境音全体(生物音・非生物音・人工音)

利用製品

Song Meter SM4(後継:SM5)、SongScope(後継:Kaleidoscope)

機関名

Ecole Etoile filante, Montreal, Canada

研究概要

小学生が身近な環境音を録音・分析し、地域ごとのサウンドスケープを比較することで、環境理解と市民科学参加を促進する教育・研究プロジェクトです。

調査方法

学校周辺に録音機を設置し、環境音を長期収録。音響データを生物音・自然音・人工音に分類し、soundwalkなどの観察活動と組み合わせて音環境を比較しました。

ハチドリの移動要因解明と音響解析プロジェクト
ハチドリの移動要因解析

目的:渡り行動解析、生息地評価、環境要因解析、STEM・市民参加

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事例名

ハチドリの移動要因解明×音響解析プロジェクト

対象種

ハチドリ

利用製品

Song Meter、Kaleidoscope Pro

機関名・研究者名

Dr. Susan Wethington, Hummingbird Monitoring Network(HMN) / Patagonia High School / University of Arizona

研究概要

ハチドリの渡りに影響する環境要因を、音響データによる活動量・出現情報と統合して解析する研究です。気象、開花、花蜜資源などの環境データと組み合わせ、渡り行動の理解を目指しています。

調査方法

花群落に録音機を設置し、音響データを取得。目視カウントで補完しながら、鳴き声やチップ音を解析し、分類器で活動量を定量化。音響データと環境データを統合して解析しました。

都市近郊での生物多様性モニタリング
都市近郊の生物多様性評価

目的:生物多様性評価、都市化影響解析、絶滅危惧種検出、手法検証

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事例名

都市近郊での生物多様性モニタリング(音響×都市騒音影響評価)

対象種

鳥類、両生類、絶滅危惧種

利用製品

Song Meter SM4(4台)(後継:SM5)

機関名・研究者名

Dr. Amy Belaire, St. Edward’s University / Wild Basin Creative Research Center(Austin, Texas)

研究概要

都市近郊の自然保護区において、鳥類・両生類の出現および生物多様性と、道路騒音の影響を音響モニタリングで評価する研究です。

調査方法

都市道路から自然域へトランセクトを設定し、録音機を複数配置。早朝は鳥類、夜間は両生類を対象に録音し、騒音測定や機器間キャリブレーションと組み合わせて解析しました。

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調査対象、録音帯域、設置期間、設置環境などから大まかな機種候補を整理したい場合は、Song Meter モデル簡易診断チャートもあわせてご確認ください。事例情報と組み合わせることで、目的に近い構成を検討しやすくなります。

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調査対象や設置環境に合う構成をご相談ください

収音範囲、設置台数、アクセサリ、解析ソフトウェアの選定など、調査条件に応じた構成検討をサポートします。
目的や現場条件が完全に固まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。

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