【リリース情報】GTAP 12 Data Base 世界経済・貿易分析の最新データセット | UNIPOS
国際貿易や気候政策の影響を、定量的に評価できていますか?
GTAP Data Base は、世界経済を一貫した枠組みで表現し、CGE(応用一般均衡)分析を支える中核データベースです。貿易政策(FTA/関税改定)や気候政策(炭素税・排出規制)など、複雑な政策シナリオの波及影響を、同一の前提で比較・検証するための「共通言語」として活用されています。
- 国際産業連関表に加え、貿易・エネルギー・関税などの関連データを統合
- 世界経済を整合性の取れた形で表現し、CGEモデルの入力として利用可能
- 政策変更の影響を、地域別・産業別に見える化し、説明責任のある議論を後押し
次期版「GTAP 12 Data Base」は現在 “Coming Soon / Forthcoming(公開予定)” として案内されており、2026年1月のリリースが予定されています。
あわせて、案内ページ/ドキュメント/価格表/注文フォーム等の情報が公開されています。
公開済みの最新版は GTAP 11 Data Base(2023年4月公開)です。
※詳細は GTAP 12公式ページ、 価格表、 セミナー情報 をご確認ください。
GTAP Data Base について

GTAP Data Base は、設定された参照年における世界経済を、国・地域×産業部門の一貫した枠組みで表現するために構築されたデータベースです。基礎となるデータは、各国の産業連関表(I-O表)をはじめ、貿易、マクロ経済、エネルギー、保護(関税等)といった複数の統計ソースから集約されます。
ただし、GTAP Data Base の目的は「個別のI-O表をそのまま提供すること」ではなく、出所や基準年、部門定義の異なる各国統計を整合化し、経済シミュレーションモデルが扱える一貫した“経済の事実集合”として提供することにあります。そのため、政策・制度変更の影響評価(通商、環境、移民など)を、同一の前提で再現性高く検証したい研究者・政策担当者に広く利用されています。
また、GTAP Data Base はGTAPモデルをはじめとするCGEモデルと組み合わせて利用されることが多く、分析目的に応じて地域や部門を集約して用いる運用が一般的です。
次期版 GTAP 12 Data Base について
以下は Global Trade Analysis Project のGTAP 12ページで案内されている内容を基にした概要です(GTAP 12は現在 “Coming Soon / Forthcoming” として案内されています。画像クリックでメーカー詳細ページへ移動します)。
主な更新点(予定)
- 2004年、2007年、2011年、2014年、2017年、2019年の6つの参照年のデータを収録(2019年が追加)。
- 世界163地域(145 countries + 18 composite regions)と、65の産業部門を網羅。
価格・ライセンス
GTAP 12 Data Base には、新規購入(New)とアップグレード(Upgrade)の価格体系があります。アップグレード価格は、GTAP 11 Data Base の購入者のみが対象です。価格の詳細はメーカーの価格表をご確認ください。
【参考情報】
ユニポスでは、CGE分析の実行に用いられる GEMPACK も取り扱っております。 GTAP Data Base とあわせた解析環境のご相談も可能です。
商品の詳細・お問い合わせはこちら
GTAP Data Base / 応用一般均衡モデル
開発元(Center for Global Trade Analysis, Department of Agricultural Economics Purdue University)WEBサイト
ご相談内容が未確定でも構いません。お気軽にご相談ください。


