ハードウェアにも、“公開設計”という選択肢を。

オープンソースxハードウェアのご提案

ハードウェアにも、“公開設計”という選択肢を。

研究・教育・開発の現場に、透明性と再現性を。

ソフトウェアで培われた「公開・共有」の考え方は、ハードウェアにも広がっています。
本ページでは、設計情報や制御コードなどの公開範囲が明確な製品・プロジェクトを中心にご紹介します。
HW Builder 360は、すでに公開されている情報を前提に、調達(集める)と製作(作る)を軸として、研究現場で“動く形”にするところまでを支援します。
※公開範囲・ライセンス・適法性は製品により異なります。

なぜ、今“公開設計ベース”のハードウェアなのか?

本ページで扱う「オープンソース(公開設計)系ハードウェア」とは、設計図・回路・部品表・制御コード等のうち、公開範囲が明示されているものを指します。 公開されている範囲は製品・プロジェクトごとに異なります

  • 透明性:構造や仕様が確認しやすく、検証・説明がしやすい
  • 再現性:公開情報に基づいて、同条件での追試・比較が行いやすい
  • 拡張の余地:公開範囲内での改変・追加が検討しやすい(可否は製品による)
  • 知見共有:コミュニティの事例やノウハウを参照しやすい

※本ページでは、「どこまで公開されているか」「公開情報を前提に何ができるか」が伝わる形で製品を紹介します。

対象製品一覧

ユニポスが厳選した「オープンソース × 研究開発向け」製品を一覧で紹介します。
各製品の特徴、研究分野、活用目的、そしてカスタマイズ・拡張の自由度を比較できます。

製品名/特徴 研究分野 活用目的 カスタマイズ・拡張の自由度
FarmBot Kits
自動菜園ロボット
アグリテック研究 自動制御・環境センシング 設計公開で制御・センサー構成を自由変更
HackRF One
SDRデバイス
通信工学 無線信号解析・プロトコル実験 仕様公開で通信実験の再現性確保。ソフト連携が柔軟
Niryo Ned2
6軸ロボットアーム
ロボティクス 制御アルゴリズム検証・視覚把持 API開放で制御手法を自作コードで検証
Duckietown
AIカー教育プラットフォーム
自動運転 SLAM・教育教材 教材公開でAI制御・画像処理を改変可能
Brunel Hand
多関節ロボットハンド
AI・ロボティクス 柔軟把持・機構設計 Arduino制御で機構設計・動作制御を実験
Crazyflie 2.1
モジュール式ドローン
ドローン工学 群制御・屋内ナビゲーション ファームウェア公開で飛行アルゴリズム改良容易
RH Manipulator
高性能ロボットハンド
精密機械 高精度把持・産学連携研究 制御情報公開で精度検証・改良に対応
OpenDrop
エレクトロウェッティング装置
マイクロ流体 Lab-on-a-Chip教育・制御実験 回路公開で電極配置・制御パターンを変更可能
Halo
AI搭載ARスマートグラス
HCI 音声UI・AR表示 ソース公開でUI設計・AI処理をカスタマイズ
OpenQCM
クォーツマイクロバランス
材料科学 表面吸着解析・質量変化測定 設計公開で測定アルゴリズムを独自拡張
Poppy Project / pib / GELLO
オープンソースロボット
ロボティクス教育 運動学・HRI 3Dプリント対応でモジュール追加・制御変更容易

 

  • FarmBot Kits : 自動菜園ロボット| 研究分野:アグリテック研究| 活用目的:自動制御・環境センシング| 拡張性:設計公開で制御・センサー構成を自由変更
  • HackRF One : SDRデバイス| 研究分野:通信工学| 活用目的:無線信号解析・プロトコル実験| 拡張性:仕様公開で通信方式を自在に再構築
  • Niryo Ned2 : 6軸ロボットアーム| 研究分野:ロボティクス| 活用目的:制御アルゴリズム検証・視覚把持| 拡張性:API開放で制御手法を自作コードで検証
  • Duckietown : AIカー教育プラットフォーム| 研究分野:自動運転| 活用目的:SLAM・教育教材| 拡張性:教材公開でAI制御・画像処理を改変可能
  • Brunel Hand : 多関節ロボットハンド| 研究分野:AI・ロボティクス| 活用目的:柔軟把持・機構設計| 拡張性:Arduino制御で機構設計・動作制御を実験
  • Crazyflie 2.1 : モジュール式ドローン| 研究分野:ドローン工学| 活用目的:群制御・屋内ナビゲーション| 拡張性:ファームウェア公開で飛行アルゴリズム改良容易
  • RH Manipulator : 高性能ロボットハンド| 研究分野:精密機械| 活用目的:高精度把持・産学連携研究| 拡張性:制御情報公開で精度検証・改良に対応
  • OpenDrop : エレクトロウェッティング装置| 研究分野:マイクロ流体| 活用目的:Lab-on-a-Chip教育・制御実験| 拡張性:回路公開で電極配置・制御パターンを変更可能
  • Halo : AI搭載ARスマートグラス| 研究分野:HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)| 活用目的:音声UI・AR表示| 拡張性:ソース公開でUI設計・AI処理をカスタマイズ
  • OpenQCM : クォーツマイクロバランス| 研究分野:材料科学| 活用目的:表面吸着解析・質量変化測定| 拡張性:設計公開で測定アルゴリズムを独自拡張
  • Poppy Project / pib / GELLO : オープンソースロボット| 研究分野:ロボティクス教育| 活用目的:運動学・HRI| 拡張性:3Dプリント対応でモジュール追加・制御変更容易

※公開範囲・ライセンス・適法性(例:無線の技適)はモデル/時期により異なります。最新状況は個別にご案内します。

※本サービスは「公開済み設計を前提に、調達と製作を進める」支援です。研究テーマの設計や最適機種選定、運用保守までを包括するものではありません(必要に応じて個別相談)。

公開設計をもとに、調達・製作を支援します

HW Builder 360 は、すでに公開されている設計情報・資料を前提に、研究現場で必要なハードウェアを「集める(調達)」→「作る(製作)」までを担うサービスです。

「この公開設計のロボットを研究に使いたい。設計が公開されているから自分でも作れるはず」
――そう思っても、部材調達・輸入・納期調整・組立手配・動作確認など、実際の作業は想像以上に負荷がかかりがちです。
HW Builder 360ハードウェア構築までの負担を軽減し、研究で使える“動く形”にするところまで進めます。

HW Builder 360でできること(基本範囲)

  • 公開情報に基づく部材・キットの調達
    国内外の手配/見積・輸入/納期調整
  • 組立・製作の手配(公開設計どおり)
    組立/配線/基本動作の確認(可能範囲)
  • 納品形態の整備
    同梱物整理/公開資料の取りまとめ/学内手続き向け資料
  • 適法性・条件確認の補助
    例:無線の技適、ライセンス表示、輸入条件(個別確認)

スムーズに進める3ステップ(プロセス)

❶ 前提確認(公開情報・対象範囲の整理)
対象モデル/公開資料/必要部材/適法性など、作業可能範囲を明確にします

❷ 調達・製作の手配
部材手配・輸入・製作工程を組み、公開設計に沿って進めます

❸ 動作確認(可能範囲)・納品
同梱物整理・資料取りまとめを含め、受け入れやすい形で納品します

支援の特徴(価値)

  • 公開情報に基づく“迷いにくい”進行
    どこまで公開されているかを前提に、調達・製作の手戻りを減らします
  • 研究現場の実務に合わせた手配
    見積・稟議・輸入・納期など、進行上のボトルネックを整理します
  • 個別相談(条件が合う場合)
    カスタマイズや追加検証は、案件を選んで個別にご相談を承ります

※ 学内調達・見積書発行・稟議用資料の作成支援、輸入・関税手続きの代行、技適・安全規格の確認など、研究現場で必要な実務面もユニポスがサポートします。
※ 本サービスは公開済み設計を前提とした調達・製作支援です。研究テーマの企画や最適機種選定、既存システム連携設計、運用保守までを包括するものではありません(必要に応じて個別相談)。

教育・研究・開発現場での活用例

ユニポスの導入支援サービスは、すでに多くの教育・研究・開発現場で活用されています。
その具体的な活用シーンをご紹介します。

  • Duckietown:ロボット工学/自動運転のPBL教材
  • FarmBot:自動栽培と制御最適化の実験
  • Crazyflie:飛行制御・群制御の研究

論文発表や教育カリキュラムへの組み込み、産学連携プロジェクトへの応用など、各現場での成果事例も増えています。

オープンソースハードウェアに関するFAQ

導入前によくいただくご質問をまとめました。詳細や製品別の適用はお問い合わせにて個別にご案内します。
※質問をクリックすると、回答が開閉できます

無線機器の適法利用(技適)はどうなっていますか?
該当モデルの技適(技術基準適合証明)取得状況は製品ごとに異なります。
日本国内での利用可否は対象モデル名を明記のうえお問い合わせください。最新の適法性情報をご案内します。

研究開発目的なら技適なしでも使えますか?同一機器を複数目的で使い回せますか?
一定の条件下で使用可能です。総務省の 「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」 により、180日以内の短期間に限り届出を行えば国内使用が認められます。
また、同一機器の複数目的での使用は可能ですが、目的ごとに届出が必要です(例:授業と研究の利用は別扱い)。

保証・修理は対応できますか?
メーカー保証/国内手配/部材交換など、製品と契約形態に応じた体制でご案内します。

製品の改造やカスタマイズは可能ですか?
多くのオープンソース(公開設計)製品で改造の余地はありますが、HW Builder 360の基本範囲は公開設計どおりの製作です。
改造・カスタマイズは個別相談となります。
以下にご留意ください:

  • 改造により保証が無効になる場合があります
  • ライセンス条件(例:CERN OHL, GPL 等)の遵守が必要です
  • 安全規格・電波法などの法令適合が求められる場合があります

教育機関向けの割引はありますか?
一部製品は大学・高専・研究機関向け割引の対象です。
教育機関ドメイン(例:.ac.jp)や在籍証明のご提示が有効です。

輸入・関税・学内手続きには対応できますか?
ユニポスが輸入代行〜学内手続きまで一括対応します:

  • 関税・輸送費込みの見積書作成
  • 学内書式(見積・稟議・発注書)への対応
  • 納品・検収・請求までサポート

研究費・科研費でのご購入にも対応可能です。

※ モデル・時期により要件が異なります。詳細はお問い合わせください。

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製品選定や導入方法について、専門スタッフが丁寧に対応します。
研究・教育・開発の現場に最適なオープンソースハードウェアを、ユニポスと一緒に導入しませんか?
「まずは情報収集から」という段階でも歓迎です。